令和7年12月2日 1年生 松田町校外学習
令和7年12月2日 1年生 松田町校外学習
1学年では今、総合で「松田町」についての学習を進めています。
先週までは「現代の松田町」について、魅力を探したり、再発見したり、現状を分析して課題を考えていきました。
ここからは、現代につながる事柄=「(私たちの前に、ここに暮らしてきた・生きてきた)先人たちがどのような思いで、ここを拓いてきたか」 「住みよい地域をつくるために、先人たちが自然とどう向き合ってきたか」について、災害対策と先人の知恵をテーマとした学習をスタートしました。
松田町は、中津川や酒匂川、川音川といった大小さまざまな川とともに生きる町です。
川は生活に豊かな恵みをもらたす一方、時に脅威として人々の前に立ちはだかりました。江戸時代、幾多の水害や土砂災害を、先人たちはどう乗り越えてきたのか、ハザードマップや映像資料をもとに「霞堤」をはじめとした水害対策の工夫を学びました。
今回、学んだことを実際に見ることで考えを深め、新たな発見があることを期待して、松田町の三角土手や開成町の霞堤、そして、ところどころに置かれている地蔵像や水神碑の実地見学に行きました。
当日は天気に恵まれ、心地よい微風を感じながら、堤防を歩きました。
生徒たちは、写真の構図を一生懸命考えたり、案内板を丹念に読んで話し合ったり、何気なく眺めている景色の中にたくさんの「歴史」を感じられた様子でした。
この学習が、学校の勉強(総合や社会科)だけにとどまることなく、これからの生活につながるものになれば、と願っています。
更新日:2025年12月03日 19:21:43